熊本地震が私たちに問いかけたもの ― 「知っている」と「できる」は違う。
2026年7月28日、熊本県で最大震度7を観測する大きな地震が発生しました。
多くの方が被災され、大切な命や日常が一瞬で変わってしまいました。
まずは、亡くなられた方々へ心より哀悼の意を表するとともに、被災されたすべての皆さまへお見舞い申し上げます。
地震は、いつ、どこで起きるか分かりません。
だからこそ私たち蘇生ラボは、この出来事を「熊本だけの災害」として終わらせてはいけないと考えています。

命を守るのは、特別な人ではありません。
災害が起きた直後、救急車がすぐ来られるとは限りません。
消防も、警察も、医療機関も、被害が広がればすべての現場へ同時に向かうことはできません。
その時、一番近くにいる人。
家族、友人、職場の仲間、地域の人。
その「あなた」の行動が、一つの命を救うことがあります。
だから私たちは、救命講習を伝えています。
AEDの使い方を知ること。
胸骨圧迫をためらわないこと。
119番通報を落ち着いて行うこと。
その一つひとつが、災害時には大きな力になります。
防災は「備蓄」だけではありません。
水や食料を準備することはもちろん大切です。
しかし、それと同じくらい大切なのは、
「自分や大切な人を守る知識」と
「いざという時に動ける勇気」です。
ハザードマップを確認していますか?
避難場所を家族と話し合っていますか?
職場で災害時の役割を確認していますか?
もし答えが「まだ」なら、今日が始める日です。

一人でも多くの命を守る社会へ
蘇生ラボは、「大人も子どもも救える社会」を目指して活動しています。
救命教育は、医療従事者だけのものではありません。
誰もが学び、誰もが行動できる社会になれば、救える命は確実に増えます。
今回の熊本地震をきっかけに、ぜひ一度、ご自身やご家族、職場の防災について考えてみてください。
災害は防げなくても、
命を守る準備は、今日から始めることができます。
私たち蘇生ラボも、これからも「命を守る知識」と「行動できる力」を地域へ届け続けます。
蘇生ラボ 代表 長谷川 貴洋



